フード・フィルター150フィルターの種類効率の測定方法対象となる汚染物の大きさ試験規格例試験粉塵効率の分類プレフィルター質量法やや粗大な汚染粒子JIS B 9908 形式3（換気用エアフィルターユニット）JIS Z 8901 15種（概略の粒径 10〜20㎛）20〜90％以上各種中高性能フィルター比色法（光散乱積算法）やや微細な汚染粒子JIS B 9908 形式2（換気用エアフィルターユニット）JIS Z 8901 11種（概略の粒径 2㎛）60％以上クラス90％以上クラスごく微細な汚染粒子（クリーンルーム用エアフィルター性能試験方法）JIS Z 8901 13種HEPAフィルター計数法JIS B 99270.3㎛ DOP99.97％以上下図に比べると左図、円は直径10ミクロンの粒子を示し、これが人間の目で見える最小の大きさです。下図に比べるとこれは直径0.3ミクロンを表します。HEPAフィルターはこの大きさの粒子を99.97％除去します。人間の髪の毛の太さをこの寸法と見なします（100 ミクロン）人間の髪の毛の太さをこの寸法と見なします（100 ミクロン）0.00010.00050.001ガス分子ガス分子Xー線Xー線10μ0.0050.010.050.1スモッグスモッグたばこの煙たばこの煙ビールスビールス油煙油煙金属性ダスト・ヒューム金属性ダスト・ヒューム大気塵埃大気塵埃ヒュームヒューム電子顕微鏡で見える範囲電子顕微鏡で見える範囲大気中の塵埃粒子 粒子直径（単位：ミクロン）対数目盛0.3μ0.510霧霧15ミストミスト肺を害する粒子肺を害する粒子かびかびバクテリアバクテリア光学顕微鏡で見える範囲光学顕微鏡で見える範囲可視光線可視光線フィルター給気ガラリ水（蒸気）冷温水汚れた空気加湿ファンコイル空調機きれいな空気吹出口汚染物※１ミクロン＝1/1000ミリ5001000雨雨50100油滴油滴人の毛髪人の毛髪花粉花粉植物の胞子植物の胞子フライアッシュフライアッシュ重工業塵埃重工業塵埃ダストダスト肉眼で見える範囲肉眼で見える範囲紫外線紫外線たばこ500010000マイクロウェーブマイクロウェーブ排気ファン排気ガラリフィルター吸込口汚れた空気吸込口エアフィルターの種類“効率”右図のように小さな汚染物を取り除きたいときに⽬の粗い金網をフィルターとして使っても小さな汚染物は採れません。しかし、大きな汚染物に対してはフィルターの役⽬を果します。このようにいろいろな大きさの汚染物に対してフィルターもいろいろな種類があります。この種類の分け方がフィルターの性能でいうところの「効率」です。「効率」を得るための測定方法はフィルターの種類によって異なり、基本的に３種類に分かれ次表のような区分になります。“きれいな空気”とは多様化する現代社会では、大気は多くの物質によって汚染されています。そのなかでエアフィルターはその大気より汚染物を分離除去して“きれいな空気”にしていくという⽬的により発展し、空気調和の4要素のひとつである空気清浄の分野で大きく貢献しています。今日、高層ビルなど人々の集まる場所で、外気を取り入れて空調する場合、汚染された外気をエアフィルターが浄化し、常に新鮮な空気を供給し続けています。また、空気の汚染は室内においても、居住者の衣服から発生する塵埃・たばこの煙などにより発生しており、一部は循環空気として処理されます。そこでは様々な汚染物を除去するエアフィルターが活躍しています。汚染された空気には、下図のようにいろいろな大きさの汚染物が混ざっています。汚染された空気には、下図のようにいろいろな大きさの汚染物が混ざっています。エアフィルター
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