我々フカガワは空調ダクト工事業界のデジタル化のお役に立ちたいと考え、数年前より業界で先駆けてBIMとの連携によるCAD/CAM活用の開発を進めて参りました。
フカガワのダクト製品をRevit対応のBIMパーツ化
空調設備の設計から工場製作までをシームレスに(オートデスク)
空調ダクト工事業界の課題
これまでの2次元CADでは、スパイラルダクト類の適切なメーカー寸法が反映されていない、角ダクトを製作するために必要な属性情報が含まれていないといった課題がありました。
また、それぞれの建築業者が異なるCADを使用している為、下請け業者へデータを受け渡した時に図面データの分断が起こり、図面に対する信頼性が失われるなどの課題もありました。その為、空調ダクト工事業界においてCAD/CAMが進まず、デジタル化の妨げとなっていました。
BIMの活用
その課題を解決するために、共通データ環境として期待の高まるAutodesk様の「Revit」、株式会社NYKシステムズ様の「Rebro」と、弊社レーザー切断機・プラズマ切断機のCAMソフトである「FAirCAM」と共通データ連携を可能にする開発を行って来ました。
この開発により設計図からダクト製作まで一つのデータで繋げることが可能となり、空調ダクト工事業界の生産性向上に貢献できると期待しております。
これからの活動
我々は空調ダクト工事業に携わる一員として業界のDXをサポートし、建設業界の生産性向上のお役に立てるように今後も開発を継続して参ります。